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アンリミのゲームはどうやって作られる?企画から決定までの流れをご紹介!


ゲームと企業の新しい関係を提案するアンリミ株式会社です。
コロナ禍の今、オンラインでの採用活動が主流になり、人材獲得に苦心される人事の方が多いのではないでしょうか。
優秀な人材を獲得するためには、企業PRにゲームを使って他社と差別化するのがおすすめです。
私たちアンリミは、ゲームを活用した企業PRを提案しており、これまでにニワトリが空を飛ぶシューティングゲーム「サバイブカレー」などを制作してきました。
ゲームの制作費用は高額になりがちですが、アンリミでは自社で開発したゲームをもとにカスタマイズ版を提供するので、低予算での対応が可能です。
今回、アンリミは社内ゲーム開発第2弾として「むにゃむにゃムニャマ」の制作を決定しました。「 むにゃむにゃムニャマ」は優しさでモンスターを幸せにしていくアクションゲーム
このコラムでは、アンリミがどうやってゲームを作るのか社内プロジェクトの内側をご紹介します。

ゲーム制作をすることになった流れ

「サバイブカレー」の第2弾としてゲームを制作することになった理由は、収益アップのためというよりも社員のモチベーションアップを図るためです。
アンリミは「SES事業」「請負開発事業」の2つの事業を主力としてきましたが、新たに「ゲーム開発課」を立ち上げ、現在デベロッパーとしてゲーム業界への参入を試みています。
ゲーム開発を事業の3本目の柱として黒字事業化するためには、中長期計画が必要です。
計画を実現するためには、社員のモチベーションアップが欠かせません。
IT業界従事者にはもともとゲーム好きが多い傾向があり、アンリミにも仕事としてゲームに携わりたいという意欲を持つ社員が多く在籍しています。
そのため、社員のモチベーションアップを図るためには、継続的にゲームを制作し、動向を社内で共有する必要があるという結論に至りました。
ちょうどサバイブカレーの開発が一段落してスマートフォンへのリリースが開始され始めた時期と一致したため、タイミングとしても第2弾の制作に取り組むことが必然であったと考えています。

選考のプロセス

アンリミでは、「企画書の公募→社内公開→社内投票→最終選考→決定」という流れでゲーム案を決めています。
ここでは、実際の選考のプロセスについて詳しくご紹介します。

社員全員からゲーム案を公募

第2弾のゲームを制作するにあたり、まずは社内全体にゲーム企画の公募を通知しました。
企画書のフォーマットは自由・ゲームジャンルも自由です。
ゲーム事業に携わらない人でも応募しやすいよう、ゲーム開発課で使用しているテンプレートや企画書の一部を公開し、企画書作りの参考にしてもらっています。

社内公募にした理由

なぜ社員全体から公募したかというと、前述の通り社員のモチベーションアップを図るためです。そもそも、ゲーム事業に関わらないメンバーを置き去りにしないように、ゲーム開発課の取り組みに社員を巻き込みたいという意図がありました。社長の方針が「ゲーム企画を公募したい」だったことも、社内公募に決めた理由の一つです。
また、企画の公募という社内イベントを通して、社員間のコミュニケーションを取るという目的もあります。
アンリミの主事業であるSES事業は常駐作業が多いうえに、コロナ禍による社内イベントの中止でコミュニケーションが取りづらい状況にありました。
(以前は月に一度任意の希望社員間で食事をする「慰労会」がありましたが、コロナ禍により気軽に実施できない状態です。)
こういった状況からも、社員が全員参加できるイベントを開催して、社員間のコミュニケーションを取る意義は大きいのではないかと考えました。
 
なお、アンリミでは「トレーニング」という社内イベントも実施しています。
トレーニングとはIT経験が長い社員を中心とした「テクニカルリーダー」が毎回テーマを決め、休日にオンライン勉強会を実施するイベントです。
 
Withコロナ時代となった今では、新たな社内イベントを模索中です。

選考の基準

選考の基準は、「アイデアに独創性や面白さがあるか」「限られた期間・予算内で実現可能かどうか」です。
企画初心者でも挑戦しやすいよう、企画書の完成度よりも創造性と実現確度を評価のポイントにしています。これまでの経験や実績、置かれている環境は一切問いません。
採用されるのは、アイデアが純粋に面白く・実現性が高い作品です。

選考は一次選考と最終選考があり、一次選考は社員による投票で決められます。投票の際は企画書と社員名が一緒に公開されますが、名前を出したくない場合は匿名でもOKとしました。投票できる数は一人につき3票までです。
投票結果をもとに上位5件までに絞り、社長とゲーム開発課が協議し最終選考を実施。
協議の結果、「むにゃむにゃムニャマ」に決定しました。

今回の公募で集まった案は全部で11件です。応募数が少ないことを予想していたため、嬉しい誤算となりました。普段ゲームをやりたいと言っていない社員まで応募してくれたので、今後もこの取り組みは続けていきたいと思っています。

インセンティブ

採用された社員には、社長から金一封(10万円)の授与というインセンティブがあります。
金一封については迷うところではありましたが、ゲーム開発に携わる社員だけではなく、その他の社員にも広く参加してもらうことに意義があると考え、社長判断でインセンティブを設定することになりました。
また、完成したゲームのクレジットに企画者として名前が載るというインセンティブもあります。名前を公表したくない場合は、イニシャルやニックネームでの掲載のほか非掲載を選ぶことも可能です。

「むにゃむにゃムニャマ」が選ばれた理由

「むにゃむにゃムニャマ」に決まった理由は、暴力でモンスターを倒すのではなく、優しさでモンスターを幸せにするというコンセプトの新しさです。
メインの倒し方は「毛布をかけて眠らせる」ですが、ほかにも「お腹が減っていたらご飯をあげる」「寒かったら温めてあげる」などバリエーションを考えやすいのも理由の一つです。
案を聞いたときに「こうすると面白そう」とすぐに思いつく作品は、製作段階でアイデアが出やすく広げやすいといえます。
ファンシーなキャラクターがたくさん登場する点も、可愛いもの好きな社長に評価されたポイントです。

また、「むにゃむにゃムニャマ」に決まった理由として、実現確度の高さも挙げられます。9月開催の東京ゲームショウまでの製作期間を考えると、時間とお金をかけてクオリティを練りこむことはできません。その点「むにゃむにゃムニャマ」は設定の面白さだけでなく実現性も高かったため、高評価につながりました。

何よりも、「むにゃむにゃムニャマ」には設定を聞いただけで面白いという強みがありました。プレイしていなくても情報の段階で面白い作品は、成功の可能性に溢れています。
5本の案が残りましたが、情報の面白さから満場一致で「むにゃむにゃムニャマ」に決定しました。

「むにゃむにゃムニャマ」発案までのプロセスと応募した理由

ここでは、「むにゃむにゃムニャマ」の発案者に公募に至った背景を詳しく聞いていきます。

発案のきっかけ

可愛くて暴力のないアクションゲームを作りたいと思ったからです。可愛いキャラのアクションゲームはたくさんありますが、基本的に何らかの暴力が存在するので、戦闘がないゲームが作りたいと思いました。

コンセプト

「キャラがたくさん登場すること」「反射神経が重要なアクションゲームであること」「攻撃したり踏みつけたりする暴力がないこと」です。

ターゲット

「むにゃむにゃムニャマ」は育成要素がなくプレイヤーのテクニック重視のゲームなので、アクションゲーム好きな人全般をターゲットとして想定しています。
暴力描写がないので、小さいお子さんにも是非プレイして楽しんでいただきたいです。

プレイしている人にどうなってほしいか

プレイする方には、難易度の高いアクションゲームに白熱していただきたいです。
また、ゲームオーバー時に主人公たちが寄り添ってお昼寝するなど、可愛い表現がたくさんあるのでキャラを見て和やかな気持ちになっていただきたいなと思います。

今回のゲーム公募に応募した理由

もともと自分でゲームを考え自分で作ってきましたが、一人では描ける絵や作れるプログラム分野に偏りがあると感じていました。技術的な制限を気にせずゲーム案を考えたかったため、今回の公募に応募を決めました。

アンリミは会社としてゲーム開発を盛り上げるべく、様々な方法を模索しています

「むにゃむにゃムニャマ」制作決定までの流れでご紹介した通り、今回は社内公募でゲーム案を決めましたが、社内全体を巻き込む方法はほかにもたくさんあると思います。
 
ゲーム開発に限らずですが、企画~決定までの流れはプロジェクトや会社の方針によって様々ですので、一つの方法として、アンリミでの取り組みを参考にしてみてはいかがでしょうか。
 
本記事はアンリミの社長や社員への取材をもとにライターが執筆していますが、書ききれなかったエピソードがまだまだたくさんあります。
今後は企画立案など制作のプロセスを細かく掘り下げていくので、気になる方は是非チェックしてみてください。

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